図 書 室20
コンタクト  上・下                       カール・セーガン 
 
この本が書かれたのは20年以上も前である。この著者カールセーガンはコーネル大学の教授でれっきとした天体物理学者でありそ

の専門知識を応用してこの壮大なSF小説を書き上げた。たしか6~7年前になると思うがジュディーフォスター主演で映画化された。
 
内容はSETI(地球外生命探索機構)(この機関は実際にアメリカにあった)に勤めていた天才数学者である主人公が、電波望遠鏡を

使ってスキャン中にベガ系惑星から信号を受け取とる。その信号には設計図が入っておりその設計図にしたがって星間移動を可能と

する建造物を作り上げる。この本では星間旅行をワームホールによる時空間移動の手法をとっている、これはSFに於いては古典の

部類に入るがそこは物理学者の著者、説明が緻密で筋の通たものなので説得力が違う。その後のストーリー展開は本を読むか映画

でも見てください。 アメリカには大学の教授と言いう職種にありながらこの様なSF小説を公然と発表できる風土があり一昔前の日本

では考えられない、この点に於いてもアメリカの懐の大きさを感じてしまうのである。この様な自由な発想が出きる国であるからこそ新

しい科学が生まれるのであろう。
 
話の主題は大きくずれるが、我々日本人の常識て何だろうか、気のせいか最近なにもかにもが疑わしく思えて来た。
 
よくよく考えてみると我々人間は人生を楽しむ為に生まれて来たはずなのに何故に皆が苦労しているんだろうか? 
 
幻想とは分かっているつもりでもやっぱり現実はリアルに出来ているんだな・・・これが。   この物質世界をデザインした方に脱帽。
 
 
永遠のエドガー・ケーシー                   トマス・サグルー 著
 
超能力者の生涯を描いた伝記である、エドガー・ケーシー(1877-1945)はアメリカのケンタッキー州に存在した偉大な人物で無学文盲

の名医として数々の人々を救ってきた世界で最も有名な超能力者である。彼は幼少の頃からその能力はずば抜けており、その能力を

生涯を通じて人の為に尽くしたのである。
 
彼が行ったリーディングはその対象になるのは人だけでなく、民族や人類はては宇宙まで含むものでありその内容たるや哲学や神智

学に及ぶものであった。
 
この本と離れるが私がこの世界に興味をもつ様になったのには訳がある、私が高校の頃に実家の知り合いにこのエドガー・ケーシー

に近い人が実際に居たからである。私の父親や親戚で病気を患っていた人を救った事実を目のあたりした事がきっかけである。 私

自身も健康の事では無いがお世話になった経緯あった。
 
今まで人に話した事がなっかたが私は人生の中で3度ほど死に目に合っている、一歩違えば今ここに肉体をもって存在していなっかた

のは確実である。
 
それは事故に関する事で、一度目と2度目は幼少の頃、3度目は大学の頃である、その3度目にその方にお世話になったのである。
 
私自身の事では無いが特に驚いたエピソードを一つ上げると、私の叔父がすい臓を患って入院し手術する日程まで決まっていました。

その本人は超能力とか霊的な事は一切信じない人でしたが、叔父の家族がその方に病状を何とか良くして欲しいとお願いに行った所

手術すると叔父はそのまま亡くなると言われてしまいました。
 
本人はその話を信じる事は無く手術を受けるつもりでいました。
 
その超能力者に何とかしてもらえないだろうかとの家族の強い願いから起こった結果が、何と手術予定日に手術執刀医が急遽別の予

定が入ってしまい中止となり、再度手術の日程を確定する為に再検査した所、何と悪いはずの患部が良くなっているのです。
 
その方(超能力者)は既にお亡くなりなりました(自分の死期を予言してました)が今でも鮮明にその事は記憶に残っています。
 
治療やリーディリングする場合の必要情報は生年月日と名前だけで本人の事が分かるそうです。